『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の19作目であり、「アベンジャーズ」の3作目として2018年に公開された映画です。
「アベンジャーズ」3作目ではありますが、2作目の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の続編ではなく『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』等の続きの話となっていています。
また、フェーズ2から出ていたけど全くかかわりがなかった、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーメンバーとアベンジャーズメンバーが初めて共演する作品にもなっています。
この記事では、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を楽しく見る為に知っておきたい、あらすじや登場人物、見どころ、本作を見る前に見ておくべき作品を紹介します。
邦題:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
原題:Avengers: Infinity War
制作会社:マーベルスタジオ
監督:アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
日本公開日:2018年4月27日
予告編はこちら。
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の前に見ておくべき作品
見るべき作品に特定の作品があること自体がネタバレになる可能性があるのでご承知おきください。
見ないと内容がつかめないものを「必須」、見ておくとより楽しめるが見てなくても問題ないものを「推奨」としています。
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 必須
・ドクター・ストレンジ 必須
・スパイダーマン:ホームカミング 必須
・マイティ・ソー バトルロイヤル 必須
・ブラックパンサー 必須
・アベンジャーズ 推奨
MCU作品の見る順番については、この記事の終盤「本作を見た後に見る作品」の章に関連記事のリンクを張っているので興味ある方は、後程ご覧ください。
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』のあらすじ
宇宙最強の存在サノスがインフィニティ・ストーンを集める旅に出ます。
彼の目的は、宇宙のバランスを取るために生命の半分を消滅させること。
その目的を阻止するべく宇宙と地球の二つの舞台で、ヒーローたちとサノスのインフィニティ・ストーンの争奪戦を行います。
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の登場人物
ここで、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の登場人物を簡単に紹介します。
この映画はインフィニティ・サーガの集大成の作品の全編にあたる為、とんでもない数のキャラクターが登場します。
とりあえず、最重要キャラクターを紹介します。
サノス
本作の主役。
インフィニティ・ストーンを集めて全宇宙の人口を半分にしようとしている。
ガモーラとネビュラの父(実の父ではない)
トニー・スターク(アイアンマン)
天才的な発明家で、プレイボーイで博愛主義者スタークインダストリーズの元CEO。
テロリストに捕らえられた際に自作のアーマーを着て脱出し、以降はアイアンマンとして活動。
スティーブ・ロジャースと決別した後は、ピーター・パーカー(スパイダーマン)の師匠的ポジションで活躍。
スパイダーマンをアベンジャーズの新メンバーとして迎い入れる為にマスコミを呼んで記者会見をしようとしたが、テストだと勘違いした彼に断られ、ペッパーと結婚を発表した。
スティーブ・ロジャース
第二次世界大戦中に超人血清を受けて強化された超人戦士。
元々は体が弱かったが、勇気と正義感を持つ兵士として選ばれ、戦いで命を落としたとされていた。
しかし、氷漬けの状態で現代に蘇り、現在の世界に適応しつつ、自分の信念を貫いて戦い続けています。
ソコヴィア協定に反対し今や逃亡中の犯罪者。
本作では、「キャプテン・アメリカ」ではなく「スティーブ・ロジャース」として参戦。
ソー
アスガルドの王。雷の神。
長年使っていた武器である「ムジョルニア」は、姉のヘラに壊されたが、ヘラとの戦いの中で雷の神として覚醒した。
故郷であるアスガルドはスルトに破壊され、現在生き残ったアスガルド人とハルク等リベンジャーズと地球を目指して移動している。
スティーブン・ストレンジ(ドクター・ストレンジ)
ニューヨークのサンクタムを守る至高の魔術師(ソーサラースプリーム)
元々天才外科医だったが、交通事故で手が使えなくなったので色々あり魔術師に転職。
胸に下げている「アガモットの目」と呼ばれているアイテムの中には、インフィニティ・ストーンのひとつであるタイムストーンが入っている。
マントが可愛い。
ヴィジョン
ヴィジョンは元々はジャーヴィスというAIに基づいて作られ、さらにマインドストーン(インフィニティ・ストーンの一つ)を額に埋め込まれることで、独自の存在感を得ました。
彼の「誕生」は『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』で起こり、ウルトロンとの戦いから生まれました。
ワンダ・マキシモフといい感じ。
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』のみどころ
ここでは、重大なネタバレにならない程度に『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』のおすすめポイントを紹介します。
アベンジャーズ×ガーディアンズ
遂にアベンジャーズとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが共演します。
ガーディアンズはフェーズ2から登場していて、フェーズ2の集合作品『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』での共演も期待されましたが叶わず、今回満を持しての共演となります。
これには興奮が抑えられませんね!!!
さぁ、早く見てきてください!!
サノスが主人公
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の主役はトニーでもスティーブでもソーでもなくサノスです。
この映画は、サノスがインフィニティ・ストーンを集める旅と、その目的を遂行する過程を中心に物語が進んでいきます。
通常のヒーロー映画とは異なり、サノスの視点から物語が描かれる部分があり、彼のバックストーリーや哲学が深く掘り下げられています。
アベンジャーズや他のヒーローたちも重要な役割を果たしますが、サノスの存在と行動が映画の核となっています。
そんな、ヒーロー映画ありますか?やばくないですか?
サノスは正しい?
サノスは、宇宙の資源が枯渇し、人口が増えすぎることで生じる苦しみを防ぐために、生命の半分をランダムに消滅させることを目指しています。
彼の故郷タイタンでは、資源不足が原因で文明が崩壊したという過去があり、それが彼の信念の根源です。
サノスは、単なる悪役ではなく、彼の信念と行動に一貫性があり、観客に共感を呼ぶ側面も持っています。
しかし、それは彼の行動が「正しい」ことを意味するわけではありません。むしろ、彼の複雑さが物語を豊かにする要素となっています。
過去作とのつながり
「アイアンマン」から続いてきたMCU作品とのつながりを至る所で感じることが出来ます。
しかも、全ての作品です。
全作品見た人へのご褒美のような作品なので、本作を見るならMCU作品を全部見てからの視聴を強く勧めます!
本作を見た後に気になって、「アイアンマン」から見始めるでも問題はありませんが。
本作を見た後に見る作品
本作『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』を見た後に見るべき作品は、下記の通りです!
- キャプテン・マーベル
- アントマン&ワスプ
MCUの見る順番についてはこの記事をご覧ください!

また本作がアベンジャーズの3作目で、「アベンジャーズ4」にあたる作品は『アベンジャーズ/エンドゲーム』になるのですが、その前に下記の作品が挟まります。
- キャプテン・マーベル
- アントマン&ワスプ
まとめ
今回は『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』についてネタバレなしでまとめました。
ディズニープラスか何かで『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』を見て、小ネタやトリビア、おまけシーンについて気になったらこの記事のリンクから飛べる記事にまとめてあるので見てやってください。
コメント
コメント一覧 (4件)
[…] たる作品は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』になるのですが、その前に下記の作品が挟まります。 […]
[…] 特にエンドクレジット後のシーンは後の「インフィニティ・ウォー」への伏線となっているので必見です。 […]
[…] MARVELous Dictionary – 「アベンジャーズ3」インフィニティウォーのあらすじや見どころを解説! – MARVELous Dictionary この記事では、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 […]
[…] 衝撃的な終わり方をした3作目の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編です。 […]